英検準1級の分析と対策 /KKG 春日井個別指導学院

2021年8月31日 カテゴリー:英検

KKG春日井個別指導学院です。英検準1級の分析と対策をお伝えします。

 

この記事では英検準一級合格のために必要な情報をまとめて紹介していきます。まず初めに英検についての情報を詳しく知る必要があるので、レベルや試験内容、合格点などについての情報をまとめました。

 

次に出題形式や傾向、効果的な勉強法を分野ごとに詳しく紹介します。英検を受験される方はぜひ参考にしてください。

 

レベル

 

英検準一級は推奨目安として、大学中級レベルとされています。そのため、高校の内容を超えた、非常にハイレベルな試験となっています。筆者としましては2級と準一級の差は、他の級間の差と比べて一層大きいと感じています。

 

試験について

 

英検準一級には、一次試験として筆記とリスニングがあり、二次試験としては面接があります。英検2級と同じです。

 

試験内容としては、英検準一級の目安が、大学中級程度であるので、試験で扱われるトピックも難しく、時には日本語でも理解するのが難しい内容や、自分の意見を述べるのが難しいようなものもあります。後ほど詳しく紹介します。2級と同じく、ライティングもあります。

 

一次試験

 

一次試験から順に詳しい内容を見ていきましょう。

 

一次試験は筆記試験とリスニングテストの2部構成です。

 

筆記試験は90分でリーディングとライティングの2技能が評価されます。

 

大問1

 

大問1は、()の中に入る単語を選ぶ問題です。純粋な文法問題はほとんど出題されず、単語を選ぶ問題です。

見ての通り、準1級の単語はかなり難しいですね。。全部で25問あります。

 

 

大問2

大問2は長文問題です。長文問題とはいえ、()の中に当てはまる物を選ぶ形式なので、比較的点数を取りやすい単元です。

 

 

大問3

大問3も長文となります。ただし、大問3の長文は、内容理解に関する正誤問題なので一気に難易度は高くなります。

 

 

 

英検準1級の長文で使われている単語自体は、それほど難易度が高いわけではないんです。英検2級レベルの単語が頻繁に使用されます。

 

ただし、英検準1級が難しい点は以下の2点です。

 

テーマが難しい

長文のテーマが難しいんです。。例えば、政治、経済、医療、科学、歴史、自然環境、文化、芸術など。日本語でも難しいですよね。。

 

時間が足りない

英検準1級は長文が長くて多いのでとにかく時間がないんです!一言一句日本語に訳して問題を解いていては、間に合わないので英語でそのまま理解できるように普段から勉強する事が必要ですね。

 

大問4

大問4はwriting(ライティング)です。詳細は後述します。

 

リスニング

 

リスニングテストは約30分で筆記試験に続いて実施されます。解答形式はライティングのみ記述式で、それ以外はマーク式です。

 

リスニング問題を解く時は必ず問題を先読みしましょう。

 

 

 

2級までは時間配分を気にしなくてもすべての問題を解ききれたという人も、準一級では時間配分を意識しないとすべての問題を解ききれないという場合が多いです。

 

目を通せなかった長文があった、ライティングで規定の文字数が書ききれなかった、といったことがないよう、自分に合った時間配分の作戦も事前に立てておきましょう。

 

二次試験

 

二次試験は8分ほどで、日本人あるいはネイティブスピーカーの面接委員と1対1で個人面接形式のスピーキングテストを行います。形式と主な場面・題材は以下の通りです。

 

 

2級までの面接と比べて、内容が大きく異なっているので気を付けてください。

 

合格正答率について

 

その時々の試験によって若干異なりますが、

 

おおよそ65%~70%

 

であるとされています。一次試験においては、リスニング・リーディング・ライティングがそれぞれ別々に評価されますが、この3つの技能ごとの正答率の平均が合格正答率を超えていれば合格となります。

 

ここが一つ大きなポイントです。各分野の正答率の平均が合格正答率を超えていればいいので、もし3つの技能のうち合格正答率を超えられないような苦手な分野があっても、ほかの分野で合額正答率を上回ることができれば、自分の弱い分野をカバーすることができます。

 

ただし、2016年に英検CSEスコアというものが導入されて以来、各分野の合計点だけではなく、

 

各分野の個別の点数のバランスも重視されるようになりました。

 

各分野の合格正答率の平均は合格ラインを越えていても、著しく正答率の低い分野があると不合格となってしまうことがあるので、各分野できるだけバランスよく対策するようにしてください。

 

効果的な戦略について(一次試験)

 

先ほど述べたように、各分野の正答率の平均が合格正答率を超えていればよいので、自分の得意な分野で苦手な分野をカバーするという事も可能です。

 

おすすめの戦略は、

 

ライティングでリスニングやリーディングをカバーすることです。

 

英検のライティングは、しっかりと対策をすればほかの分野よりも高得点を取ることが容易なのです。英検では、分野ごとの合格者平均正答率というものも公開されていますが、リスニングとリーディングの合学者平均正答率が約70%なのに対して、ライティングは約90%となっています。

 

一次試験に合格した人の多くが、ライティングを得点源としていることが分かります。また、過去問等のライティングの模範解答を見ると、こんなにすごい文書けないよ!と言いたくなるほどの内容も多いですが、あれほど精巧な文が書けなくても十分満点、もしくは90%ほどの点数は練習を重ねれば取ることができます。採点もそれほど厳しくありません。

 

勉強法

 

それではここから勉強法を紹介していきます。まず、準一級は「大学中級程度」のレベルですから、もちろん2級までの内容、つまり高校卒業程度の内容はベースとして十分な知識がなくてはなりません。

 

「2級合格できたけど、点数がギリギリだった…!」という人は、2級までの内容も改めて復習する必要があるでしょう。またこの記事の最初でも述べたように、出題されるトピックも非常に難しいです。例えば筆者が準一級を受験した時には、ライティングのトピックは「将来より多くの人がベジタリアンになるべきだと思いますか」でした。

 

二次試験の面接では「日本政府は、宇宙開発により多くの税金を費やすべきだと思いますか?」という質問をされました。日本語でも答えられない、という人もいるのではないでしょうか。純粋な英語力に加えて、十分な教養も必要になります。

 

自信がない人は、日頃からニュースや新聞に目を通し、扱われている問題に対して自分なりの意見を考えてみる、といったこともするとよいでしょう。

 

単語

 

私の個人的な感想でもありますが、出題される単語の量・質ともに非常にレベルが高いので、(中には、こんな単語絶対他で使わないし長文の中とかにもでてこないでしょ!といったものも…)今までのように単語帳で丸暗記する、というのは確実な方法ではありますが、それにはもしかしたら限界を感じる方もいるかもしれません。

 

そんな方におすすめなのが、英単語の語源図鑑、という本です(もちろん2級レベル、つまり高校卒業程度のレベルの英単語がきっちり身についていることが前提です)。

 

筆者はこの本のおかげで、単語帳での丸暗記を一切しなくとも、本番で単語の問題で十分な正答率を出すことができました。

 

少し専門的な話になってしまいますが、語源とは、英単語を構成するパーツのようなものです。各語源がそれぞれ固有の意味を持っています。各単語を丸暗記するのではなく、英単語を構成する様々な語源について知ることで、この単語は見たことがないけれど、この語源とこの語源が使われているから、大体このような意味だろう、この2つの単語には同じ語源が使われているから、大体似たような意味だろう、というように、試験でわからない単語に出会っても、単語の意味を予想することができます。

 

私が受験した際には、選択肢の単語がすべて初めて見る単語だったけれども解けた!ということもありました。

 

筆記試験の大問1の25問は、ほとんどが語彙、少しだけ熟語が問われる形になっています。2級までと違い、文法について問われることはありません。

 

単語なので、知っているなら知っている、知らないなら知らないです。見たこともない単語の意味はどれだけ時間をかけて考えても正確には分かりません。大問1にはあまり時間をかけすぎず、その先の長文問題に時間をかけるようにしましょう。

 

私のおすすめの本を紹介しましたが、2級までを合格している方なら、自分の中で単語に関する勉強法はある程度確立できているのではないでしょうか。自分に合った勉強法でいいと思いますが、とにかく単語の量が多いので、粘り強く時間をかけて勉強してくださいね。

 

長文

 

出題形式は2級とさほど変わりませんが、本文が非常に長くなっています。問題冊子をのぞいてみると、文字小さい!と思う方もいるのではないでしょうか。トピックも、今までにはなかった評論分が加わるなど、さらに難しいものになっています。

 

何も考えずに本文を読んでいては時間が足りなくなってしまうはずです。そのため解答の際には、本文に目を通す前に問題文を読み、「なるほど、この登場人物のこの場面についての問題が出るんだな」といった、問題に関する情報を頭に入れてから本文を読むなど、速く効率的な読みができるようにしましょう。

 

テクニックとして、例えば本文の段落が4つ・問題も4問の場合は、最初の問題の解答の根拠となる部分は第一弾落、次の問題は第二段落…というように、問題の解答の根拠が書いてある場所をある程度絞ることができる場合が多いです。

 

 

ライティング

 

問題数は1問です。与えられたトピックに対し、自分の意見を120~150語で記述します。1問しかありませんが、この1問にリスニング及びリーディングと同じだけの点数が配分されています。

 

そのためライティングの対策はとても重要です。塾や学校の先生等に、自分で書いてみた英作文の添削をお願いすると良いでしょう。自分一人だけでは対策が難しい分野だと思います。普段から社会的なトピックに触れておき、自分なりの意見を述べることができるようにしておくと良いでしょう。

 

英作文を書く際ですが、先ほども述べたように、模範解答のような素晴らしい文章を書く必要は全くありません。ハイレベルな文法を使う必要もなければ、他の人が唸るようなすごい意見を書く必要もありません。減点方式だと思って、使用する語彙や文法でミスを少なくすることを意識してください。

 

最低限、絶対に所定の文字数は合格のためには書き切る必要があります。リーディングで時間が足りなかったら適当にマークシートを塗っておく、ということもできますがライティングはそうはいきません。問題用紙ではライティング問題は一番後に書かれていますが、実際の試験では、一番初めに取り掛かるのもありだと思います。その際はだらだらと時間を使ってしまうことが無いよう、何分以内に書き切ってリーディングに入る!と事前にライティングに費やす時間を決めておくようにしてください。

 

リスニング

 

リスニングには、問題用紙に書かれている問題文を事前に読んでおくと良いでしょう。問題文から、大体の会話の内容を予測することもできます。リスニングはリーディングとライティングの試験の後に行われますが、リーディングとライティングの時間内でも、リスニングの問題は見ることができます。リーディングとライティングの解答時間を五分余らせて、リスニングの問題の先読みをしておくと良いでしょう。

 

対策としては、日常的には英語を耳にしていない人も多いかと思います。少しの時間でいいので、何らかの形で毎日英語に触れるようにしてください。最近ではTikTokやInstagramで、英検のリスニング問題一問とその解説の短い動画を投稿しているアカウントもあるそうです。そういったものを活用するのも良いでしょう。

 

 

二次試験について

 

次は二次試験について詳しく述べていきたいと思います。

 

まずはどのような内容なのかを見ていきましょう。冒頭で述べたように、2級までとは異なる部分があります。

 

入室して簡単な挨拶を終え着席した後、面接官の方から4コマのイラストストーリーが書かれた用紙を渡されます。

 

最初の問題は、その4コマのストーリーのナレーションをすることです。ストーリーを読んで考える時間を与えられた後、2分間でストーリーについての説明をします。登場人物の話しているセリフを述べているだけでは、2分間話し続けることはできません。イラストから分かる場面の状況などについても話すようにしましょう。

 

また、受験者がナレーションを話し始めると2分間のカウントダウンがスタートされますが、受験者はそのストップウォッチを見ることができません。そのため、自分の感覚でどれだけのナレーションをすればよいか判断しなくてはなりません。2分を過ぎれば途中でも切られてしまいますし、短すぎるとそれはそれで減点の対象となります。自分で時間を測って練習を繰り返し、二分という時間の感覚を体で覚えられるようにしてください。

 

ナレーションの後は、「4コマ目の登場人物は今何を考えているでしょうか?」という質問をされます。今までのストーリーから考えられることや、これから起こりそうなことに関しての予想を立てて答えてください。

 

その後は、4コマのストーリーに関する質問が2つされます。筆者が受験した際は、「山の森林を伐採して公園を作る」、といったストーリーだったので、「行政は公園などの建設に積極的に税金を投入するべきですか?」という質問などをされました。

 

最後に、4コマのストーリーとは関係のない質問をされます。ここで筆者は冒頭に述べた、

 

「日本政府は、宇宙開発により多くの税金を費やすべきだと思いますか?」

 

という質問をされました。この質問で面接は終了になるので、最後の挨拶を交わし退出します。

 

いかがだったでしょうか。得点に関しましては、38点満点です。およそ6割の点数を獲得できれば合格です。ナレーションに15点・質疑応答に20点が配分されています。

 

しかしこれでは38点にあと3点足りません。残りの3点は、態度点です。英検ではアティチュード(attitude)と呼ばれています。つまり、英語力以外の部分も採点対象に入っているということです。ここで点数を落とすのは非常にもったいないです。

ここでの点数が合否を分けることもあります。入退室時の作法、話すときの目線や表情などにも気を配りましょう。質問された後に、すぐに答えられず何をいうか考える時も、そのまま黙り込んでしまうのではなく、Let me see…(ええと…)などと言えると良いですね。

 

面接もなかなか自分一人で対策するのは難しいので、ライティングと同様塾や学校の先生等に練習をお願いすると良いでしょう。今まで述べてきたように、話題となるトピックも難しく、面接なので長々と考える時間もありません。

 

自分の知識のあるトピックに関しての問題が出題されるかされないかという、時の運というのも多少はあるのかなとも思います。ですが運任せではいけないので、これも他の分野と同様、様々な社会問題に対する背景的知識を得て、それに対する自分の意見を持つ、ということもやっていくようにしましょう。

 

一次試験の合格発表が終わってから二次試験の対策を始める方もいますが、それでは十分な対策をする時間が足りなくなってしまう場合もあります。一次試験が終わったら、すぐ二次試験の対策を始めるようにしましょう。

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