愛知県春日井市のKKG個別指導塾よし塾長です。
先日当校のM先生から、こんな相談を受けました。
「塾長、私の担当しているA君の成績が良くなく本当に心配です」
とはいえ、彼が一人で自発的に勉強するにはまだ難しいと思います。
私が、授業がない日でも塾に来て彼の様子を見るので、A君を呼んでもらっていいですか?
と。その時私はこう思いました。
A君はすごく幸せものだな。
受験において、学校の先生、友人、塾の先生でも誰でも自分のことを最後まで見守って応援してくれる人がいるっていうのは、すごい幸せなことだなぁと。
その反面こんな感情も。
これだけM先生が思ってくれるんだから、勉強頑張れよ!
とも。
翌週、この講師とA君の3者で面談をすることにしました。
A君には、今の勉強の現状が厳しいこと、担当のM先生がこれほどA君のことを考えていてくれることなどを伝えました。
すると、その翌日からA君が継続して毎日自習に来るじゃないですか!
しかもA君の口からは
「塾長、この前学校で受験の説明があって、こんな入試制度があるんだって!塾長知ってた!?」
と嬉しそうに報告してくれました。
もちろん受験のプロなので、制度自体は知ってはいますけど笑
我々は塾の講師として、生徒の成績を上げることが第一です。
ただ、成績を上げるには、勉強を指導することだけではなく、生徒の心の拠り所になって応援してあげる事が大切です。
今回のような、M先生とA君のように些細なやりとりがきっかけで生徒のやる気や、勉強に対する意欲、進路に対する考え方が変わることって多々あると思うんですね。
一人ひとりの生徒に寄り添って、信頼してもらい、生徒のやる気が上がるような講師でいたいですね。