皆さんこんにちは!
春日井個別指導学院では
小学生・中学生・高校生と
幅広い生徒さんにきて頂いているのですが
今日は特に「高3生」について。
最近の高校生にとっては、
受験本番は秋だと言っても過言ではありませんね。
この秋、10~11月にかけて
たくさんの「総合型選抜」「公募推薦」が行われました。
3週連続で試験があった
というような方も珍しくありません!
そんな「受験日記」ではないですが
そばで見てきて思うことをまとめておきましょう。
正直、合格基準点がわからない
公募推薦の中には、マークシート方式のテストのみ
という学校もありますよね。
もちろん「面接」「小論文」など、点数化が難しい試験もありますが
マークシートになっている試験も課しているところがほとんどです。
ただ、「試験方式がわかりにくい」
「一般入試とかなり傾向が違う」
「合格基準点の記載がどこにもない」
など、
受験生にとっては不安になる要素がいくつかありますね。
特に合格最低点というのは、
普通の一般入試であれば開示されているところが多いですよね。
公募推薦に関しては、
合格最低点の記載がない学校がほとんどですし
過去問も2年分(答えが載っていない)という学校もあります。
解答が載っていない過去問をどうやって対策するのか・・・・って
(某大学の解答をいくつかの学部で作りました😂😂)
これって、塾に通っていない受験生はどうするんだろう・・・と。
大学側にも後悔しない理由があるとは思いますが、
あまりにも一般と違う傾向であれば
対策が難しいですよね。
いくつか例を見ながら説明しますと、
①愛知学院大学
一般入試のうち「文法問題 15問」「長文問題 5問」が出題されます。
形式は同じで、難易度は一般入試よりも易しく作られているようです。
そのため赤本を使って、ある程度は対策できました。
②名城大学
名城大学は、公募推薦は学部によってかなり形式が違います。
都市情報学部:長文(グラフ)問題と並び替え
経済学部:長文和訳、空欄補充(文法)、並び替え
と学部によって記述式が多いところもありました。
ただ、今年度からは一律でマークシート方式になっていますので
どうなんでしょうかね・・・?
③愛知淑徳大学
愛知淑徳大学は「国語」「英語」「数学」「小論文」から2つ選ぶようです。
「小論文」以外は、全学部共通のマークシート問題でした。
特に国語では、「語句問題」だけで数十問ある、
かなりボリューミーな内容になっていましたので
熟語やカタカナの用語を含め、幅広く覚えることが大事だなと思いました!
受験者が多かった&簡単だったらしい
公募推薦が終わった生徒さんたちに
お話を聞いてみると
まず第一声に「めちゃくちゃ人が多かった」
という感想が多いですね。
もちろん、初めて受ける「大学入試」ですから
体感は人それぞれですけれども
「年内入試が増えている」というのは事実です。
それに伴って、
「公募推薦にいた人、めっちゃ多かった」
という感想になったのもあるかもしれません。
そしてもう一つ聞くのが「思ったより簡単だった」
という意見ですね。
加えて「周りの友達が結構できたっぽい」
というのも良く聞きます。
従来の受験者層ではない、一つ上の偏差値の子達も来ているのかもしれませんが。
まあ、それはなんとなくで採点しているところもありますし
信憑性が高いとは言えません。
だからあまり気にしすぎることはないと思いますよ。
自分はダメだった・・・と思うのであれば
次を頑張りましょう!
1つ終わった〜〜〜!と油断に注意
公募推薦は、多い人で3週間連続入試だった・・・
というような人もいらっしゃるかもしれません。
その分、終わった後の達成感は半端ないですよね〜〜〜
ただ、あなたの入試は終わってません!
どれだけ点数を取っていたとしても、
公募推薦は受かるかどうかわかりませんよ
(だって基準点も公表されていませんから)
あなたができた!と思っているのと同じように
他の人もできた!と思っているんだ、と考えて。
油断せずにこの1ヶ月過ごしていきましょうね。
1番怖いパターンは「公募で受かると思っていたから、一般の勉強やってない」
ということです。
受験に絶対なんて言葉はありません。
「どうなるかわからないから・・・」と準備するに越したことはありません。
羽を伸ばしたくなる気持ちはわかりますが、
気持ちを引き締めて「受験生」の自覚を持って行動しましょうね。
受験は3月まで!(という気持ちで)
↑でお伝えしたように
「いつどうなるのかわからない」のが受験です。
合格すると思っていた公募制推薦も、
今年の倍率を見てみないとなんともわかりませんよね。
そして一般入試だって、まだまだどうなるのかわかりません。
年々、一般入試で入りづらくなっている
というのは周知の事実です。
「このレベルなら大丈夫」
という基準がどうなるかもわかりません。
そうなってしまわないように、
心に留めておいて欲しいのは
後期試験まで全然可能性がある ということです。
愛知県外の大学では、
後期試験をしていない(共通テストのみ)のところも多くあるんですが
愛知県内については、後期試験で逆転合格している例がいくつもあります!
ですから、
最後まで諦めずに受験は3月までだと思って取り組むと
最終的な目標に達することができる方も多いですよ。
まだまだ長い道のりですが、振り返ると一瞬です。
気を引き締めて、悔いのない受験勉強にしてくださいね。