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社会のテストで点数がなぜとれない!?東部中学校1年生のテストを分析してみた。

目次

近年意外多いのが、

 

 社会が苦手なんです。

 

という声です。特に保護者の方は

 

社会なんか覚えるだけじゃん、どうして悪いの?勉強量が足りないからでしょ

 

と思われる方も多いかもしれません。今日は社会が苦手な理由をお伝えしたいと思います。

 

その1.学校の授業の意味がわかっていない

 

まず、意外と多いのが学校の授業が分からないという事です。授業を聞いていても、ちんぷんかんぷんで理解できないという子が最近増えてきています。学校の授業がよくわからない、教科書を読んでもよくわからない、という子が増えてきています。

 

その2.暗記の方法を知らない

 

これは社会だけでなくて、英単語、国語の漢字にも共通します。お子さん達は頑張って暗記しているつもりですが、実際はただ、「眺めているだけ」とか「1回見てみた」など、しっかり「書いて」「反復していない」理由が大きいです。暗記の方法に関しては後日お伝えします。

 

その3.記述式が増えてきた

 

 

最近増えてきましたね。この1学期、東部中学校1年生の社会の平均点が40点強とかなり低くて驚きました。毎年、1年生の1学期は比較的簡単なテストで、平均点が高い傾向があります。それなのに、40点台平均とは。。そこでテストを分析してみました。

 

  • 〇〇の理由はなぜですか?説明しなさい。
  • 〇〇時代に流行っていた文化を説明しなさい。
  • 問4 と続きます。

 

これは驚きました!普通であれば、「〇〇したのは誰か、答えなさい」と一問一答のような問題が多い中、1問目から記述式が続きます。さすがにこれは難しく中1生には解けないと思います。

ただ、今後の高校入試、そして大学入試はこのような記述式の問題が増えてきます。それを考えると、学校の定期テストもこのような傾向の問題になる事は良い事だと思います。しかし、生徒たちからすると、単に暗記するのではなく、「社会」という科目の内容をしっかりと理解しないといけなくなりました。つまり、「社会」という科目ですが、「文章力、国語力」が求められるんですね。

 

そういった事もあり、学校の提出物をやるだけでは点数がとりづらくなってきました。とはいえ、学校の提出物を何回もやるのは、勉強をする上で第一歩です。今後も学校の課題を反復する勉強方法は必要です。ただ、これからはワークをやるだけでなく、しっかりと教科書を読み、内容を理解しながら暗記するという勉強方法がより重要になってきます。従来の勉強方法から少しずつ脱却していかないといけません。

 

ですので、お子さんが、社会が苦手という方は、ただ単に勉強していないという、理由だけで点数が悪いのではないという事を知っておいていただけたらと思います。