今日はちょっとニッチの話題です。旭丘の美術科についてお話します。先日元美術の教師で大学教授の方とお話をしておりまして、旭丘の美術科についてお話する機会がありました。
ちょっと長くなるので、何回かに分けてお話ししたいと思います。まずは美術科に進むことに関して。最後にはボーダーに関してもお話ししたいと思います。
美術科に進むとどういう事か?
まず進路に関して。高校から美術科に行くかの賛否に関して。まず高校から美術科に行くと、
美術科以外の大学に行くのは極めて難しい
芸術大学に行くのも楽ではない
分野によっては(日本画・油絵など)就職も厳しい
という前提があります。そのうえで美術科に進む覚悟があるかどうかをお話されました。
美術科に行ったら、デザイン系の就職できるじゃん!
と思いますよね。
ただ最近は大企業でデザインの職に就くには、特に理系の大学卒業の方が多いんですね。
みなさん、チームラボって知っていますか?
東京でやっていて私も見に行きました。
チームラボの代表 猪子さんは、東大の工学部卒業なんです!いやぁびっくりしました。
昔だったら、鉛筆を持ってアナログでデザインする時代でしたが、今はコンピューターグラフィックでやっちゃいますしね。
また芸術系の大学・大学院を出たとしても仕事がなくフリーターをしている子もかなりたくさんいたり、また芸術系の大学を卒業したとしてもデザイン以外の営業職やその他の仕事をしている方は私の周りでも多くいます。
それは愛知県の芸大だけではなく、東京芸大卒業の子でさえも多いみたいです。
美術科に進むのは良い事だし、美術に携わったものとして多くの子が美術の道を選択してくれる事はうれしいんだけど、ただ
覚悟を持って進路を決めて欲しい!
と教授はおっしゃっていました。
費用はどうなの!?
結論から言うと、
投資効率は非常に悪いです。。
まず大学の話になりますが、私立の芸術大学に進むと
年間200万円
は見ておいた方が良いとの事。私立の理系の大学より高い!それに加えて、画材やその他道具の費用も結構かかるんですね。
ただ就職となると現実は厳しいため投資リターンが悪いという事です。
今日は美術の道全体に関してお伝えしました。
次回は旭丘高校美術家に合格するための具体的な方法をお伝えしていきたいと思います。