春日井駅徒歩10分の学習塾「春日井個別指導学院(KKG)」なら受験指導を核に小学生・中学生・高校生をサポート。

ホーム » コラム » 塾の様子 » 【入試直前】 これからの高校生へ

【入試直前】 これからの高校生へ

目次

さて、春日井個別指導学院では

今日も受験生たちが残って赤本を解いています。

この数ヶ月間、

特に赤本を指導してきて思ったことをまとめますね。

これは今回の高校3年生の受験対策に活かすというより

来年以降への注意喚起・メッセージとして残しておかなければ。。。と。

英語の完成が第一優先

もちろん、どの教科も難しいですし、重要です。

捨てていい教科(諦めてもいい教科)というものはありません。

ただ、やはり英語の完成には時間がかかるので

優先的に本腰を入れ始めましょう、というのが今回大きな気づきです。

というのも、

・単語

・熟語

・英作文(必要な学校は)

・長文

・文法

と上記の要素を全て押さえてから、過去問演習に入ることができる、

そのためには

相当な準備を夏までにしておく必要があります。

また、単語や文法を夏休みに覚えていたとしても

実際に過去問を解くようになると「忘れていた」「調べ直し」

という作業があるのもしばしば。

過去問を解いている最中には、復習と確認、覚え直し ができて精一杯ですよね。

新しい文法や熟語帳を1から覚えるというのは

相当負担になりますよね。

逆に言うと、夏休みまでに英語の基礎部分が完成していた高校3年生に関しては

現段階でやることは

「ペース配分の練習」「問題の見直し」「抜けていたところの覚え直し」

だけでいいんですよね。

今はあくまで「覚え直す」

「確認する」

という、補修作業だと思っています。

そのため、他の暗記教科とは違って

短期間でどうにもならない英語というのは

いつまでも足を引っ張ってくるんですよね〜

愛知県こそ、英語で差をつけよう

関西や関東の私立大学においては

それぞれの大学の出題範囲や教科の特色がありますので

一概には言えませんが、、、

少なくとも愛知県の私立大学であれば

差がつくのは間違いなく「英語」ですよね。

・南山大学

・愛知大学

・中京大学

・名城大学

・愛知学院大学

・愛知淑徳大学   などなど。。。

上記の大学において

英語とそれ以外の教科の難易度を比べた時に

やはり英語が点数とりにくいな〜と思うんですよね。

試験時間についてもそうです。

私立の文系で考えると、英語・国語・社会がありますが

試験時間は英語が圧倒的に足りない、、、となりませんか?

国語と社会はむしろ余ってしまう

そう感じる人もいるかなと思います。

もちろん、人によって得意不得意はあると思います。

ただ、どの大学にも

「大体の人は国語は平均的に取れる」

「社会は基本問題しか聞かれないから差が生まれない」

そういった基準ってあると思います。

それが特に愛知県内は「英語で差をつけろ」と、

どの大学も言われているんですよね。

英語で差をつけるにはどうしたらいいのか

結論:早めに仕上げる

もうこれしかないですね。

英語を早めに仕上げておいたら、

受験が近づいた時期でも適宜必要なことに対策の時間を使うことができます。

そのための目安として

「夏までに単語・熟語・文法は完成させておく」

ことが最低条件です。

特に愛知県内の大学に関しては

必ず「4択の文法問題」が出ますよね。

ここは絶対に落としてはいけないところです。

出ている問題は、そんなにニッチなものでもありませんし

難しく考え込むようなものではありません。

学校から与えられた文法書などをきちんとこなして

しっかり覚えていれば対応できます。

ここがとても時間のかかる分野です。

コツコツと毎日のノルマをこなしていくしか方法がありません!

また文法・熟語問題と同じように時間がかかるのが

単語を覚えることですよね。

高校生で英語が苦手な方でしたら、

意外と中3でやった単語でも「忘れてしまった・・・」ということがありますよ〜

自分のことを過信しすぎずに、

本当に英語が苦手だという人は

「英単語ターゲット1400」https://amzn.asia/d/hrpGHUn 

など、段階を踏んで進んでいくことをお勧めします。

今の自分のレベルをきちんと見つめ直してスタートしていきましょう。

特に長文を読むようになってから、

高校生レベルの単語は一生懸命覚えたけど、簡単な単語はわからない・・・

こういった現象はよく見受けられるんです。

土台が積み上がっていないとどれだけ努力しても崩れますよね。

英語は本当に時間のかかる科目です。

意識したその時から始めていただきたい。

特に高校1・2年生の皆さんは、今のうちから

できる簡単な単語からでいいのでしっかりと覚えていってください。

まだまだ自分ごとに考えられないのは理解できます。

ただ、英検や英語の定期テストなど

目の前の試練をクリアしながら、英語の習慣づくりをして欲しいですね。