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2019年度 愛知県の大学入試状況

目次

今日は昨年度の大学入試の状況に関してお話したいと思います。

 

まず大学入試ですが、簡単に言うと国からの補助金を獲得するため合格者数をかなり絞っています。それに加え、センター試験が今年で廃止になるので昨今の受験生は本当に大変だと思います。

 

簡単に言うと、受験生が

 

安全志向

 

になりました。受験生たちがこの状況にびびってしまい、浪人を何としても避けたいがために、志望校を下げる子が多かったです。今年は更にその傾向が強いと思います。全国的な大学受験の状況もお話したいのですが、今日はあえて愛知県の大学に関してお伝えしたいと思います。

 

例えば国公立法学部だと、例年だったら東大・京大・一橋など狙う層が敢えて名古屋大学法学部にレベルを落としてきました。

 

私立はもっと露骨です。こちらも受験生が安全志向に走り、南山大学、愛知大学、名城大学のその次のランクの大学の志願者が急増しました。以下前年比志願者になります。

 

愛知文教大学   335%

名古屋経済大学  304%

愛知東邦大    192%

愛知産業大    187%

日本福祉大    152%

同朋大      145%

愛知工科大    144%

 

前年比300%超えはさすがに驚きです!こんな状況だと例年余裕で合格する受験生も少し心配になりますね。

 

もしかしるとみなさんの中には上記の大学の名前を知らない方もいらっしゃるかもしれません。ただ昨今の現状と言うと、

例えば春日井高校の子で、第一志望を南山大学とします。第二志望を愛知大学 第三志望を名城大学としましょう。南山大学がチャレンジ受験で、さすがに、愛知大学、名城大学くらいは合格するだろうと本人も受験生も思っています。ただ実際に受験をしてふたを開けてみると

 

第三志望にも不合格

 

という方も結構います。そのため今年度は滑り止めの学校は、普段より少しレベルを落とした学校も受験する事をお勧めします。もしかしたら、「ここまで志望校を下げて受験しないと受けないの!」と思うかもしれません。もしどの学校を受験したら良いかわからない場合は塾や学校の先生に相談してみてくださいね。