中間テストの結果が返却されるところが増えてきました。ただ、今回テストの状況を聞くと
昨年と激変しているじゃないですか!!
知っておかないと、特に中3生は取り返しがつかない事になるのでお伝えしますね!
今回も詳しくはyoutubeにて解説しています。
テストが増えた!
実は今年からテストが増えたんですね。昨年までもあったのですが、位置付けとして昨年より通知表により大きな影響があります。
単元テスト
って知っていますか?
例えば、中学3年生の因数分解が学校の授業で終わるとしましょうか。「因数分解」という単元が終わる毎に実施するテストなんですね。
ここで要注意なのが、
昨年までの小テストとは違う!
という事なんです。
小テストよりも、はるかに通知表に与える影響は大きい
です。
まずこの単元テスト、配点が30点、50点など小テストよりも大きいです。また、学校にもよりますがこの単元テストの点数のところが、定期テストのように
主体性 ●点 知識 ●点
と分けて点数が記入してあるんですね。これは露骨に通知表に反映するという合図ですよね笑
特に今回の中間テストでは学校によっては
中間テストをなくして、単元テストだけを実施する
という学校も出てきました。
テストの流れ
まず、大きく分けると各学校は以下に分かれます。
・定期テストも単元テストも実施する学校
・定期テストをせずに、単元テストのみ実施する学校
・定期テストをして単元テストをしない学校
上記二つが多い印象はありますね。では、定期テストも単元テストもある学校だと、どのような流れになるかと言うと
4月末 単元テスト実施
5月中旬 中間テスト実施
6月上旬 単元テスト実施
6月下旬 期末テスト
と結構忙しいんですね。
そのため今までは定期テスト前だけ集中して勉強すれば良かったものが、最近は普段からコツコツと勉強しなければ、通知表がとんでもない事になってしまうんですね。
え、今年から順位が出ない!
これも驚きなんですが、なんと今年度から順位が出ない学校があります!
最初は私も
中間テストだけ順位が出ないんかな、
と思っていたところ、
1年間通して順位が出ない学校があります。
基本的に各公立の中学校が、順位を公表するかどうか決めることができるようです。
ただ、これが子どもたちのモチベーションに大きく影響するんですね。。
順位が出ないと、発表された時の多くの子どもたちの反応は
順位でないの!ラッキー!
順位が出ないと、なんかモチベーションが出ないな、、
と言う声が大半でした。
きちんと定期テストの重要性を捉えないと、テストを軽いものとしてみてしまう可能性があるんですね。
科目によってテストの点数が違う
これも驚きでした。
今までだと、
中間テストは全て50点満点
と言うことはありました。ただ、今回どう言うことが起こっているかと言うと
・英語 50点満点
・理科 25点満点
・数学 100点満点
など科目によって満点が異なるんですね!と言うことは科目によって、通知表に影響するテストの位置付けが変わってくるわけです。
一つひどいと思うことがあります。
学校の先生は具体的に、通知表をつける観点を教えていない先生が多いんですね。
また教えていたとしてもプリント1枚配布して非常に抽象的な説明しかしていないところもあります。
となると、子どもたちもどう言う基準で通知表がつけられているのかわからないわけです。
まとめ
以上まとめますと、大切な事は
・今まで以上に、テスト週間以外の普段の勉強が大切になってくる事
・単元テストは非常に重要である事
・まずは自分の学校のテストの状況がどのようになっているか情報収拾をすることが重要
と言うことです。中1、中2はまだ時間がありますが、中学3年生は1学期の通知表が出てしまったら挽回するのが大変です。
今回の事を意識しておいてもらえたらと思います。