Hello, Everyone! 英語が得意なワタナベ教室長です。
中学校の英語がどんどん難しくなっているここ数年ですが、学校での「英語の発音」はどうなっているんでしょうか?
英語の授業で発音はあまりチェックされないの?
みなさんこんにちは!本日は英語の「発音」についての豆知識です。
自分の英語の発音に自信あるよ〜っていう日本人の方・・・・どのくらいらっしゃいますか??
日本生まれ日本育ちで、中学校から英語に触れたよ という私たち世代の皆さんは
コンプレックスを持っている人も多いのではないでしょうか?
英会話を小さい時から習っている方でも「正しい発音」って意識したことありますか?
最近では小学校3,4年生から外国語活動、5,6年生からは教科としての外国語
そして中学校では仮定法が中3で出てくるほど難しく、英語に触れる機会が早くなりましたね!
教室で皆さんの教科書音読を聞いていると・・・
Hello, I’m Margaret Brown. I’m from Australia.
「ハロー アイム マーガレットブラウン アイム フロム オーストラリア」
・・・・・・オーストラリア!!!??(棒読み!!??)
RとLの区別がまるでないじゃあないか。。。
そしてそのように発音している場合
Australia → Ostoraria
になるんですね。スペリングも・・・
もちろん全てが発音通りではありませんが、
抑揚がないと英語らしい発音にはなりませんし、
このようなスペリングミスも多発してしまうんですよね。
発音が正しい=スペル覚えが良くなる=リスニングで理解できる
こう繋がるわけなんですね。
「発音なんて、別にそんなに詳しくやらなくていいじゃない、通じたらOK」と思うかもしれませんが、
ある程度の区別ができないと、単語自体の暗記・理解にも支障が出ますよ。
中3でも高3でも大人でも、今からでも遅くありません!
今日は発音のチェックポイントをいくつか紹介しますので、皆さんもぜひやってみてください!
See / She
See : 見る
She : 彼女
こちらの二つの発音の違い。わかりますか?
”シー ですよね。どちらも。” NO!!!
See (スィー)なのに対して、She(シー)ナイショだよ、シーだよ という時のシュッが入っているようなサウンドです。
Thank you
これは定番ですね。
サンキューーーーーーやろ!39!!! ・・・・違うんですね。
舌を歯と歯の間にのせて、シュッと引きます。
これを中3の生徒さんに知っているか聞くと「サとザの間の発音でしょ?」と言われました。
マスクをするようになってから、先生の口元が見えないからでしょうか。
80~90点取っているような生徒さんでもこう思っているんですね。学校の先生方もチェックしようがないですもんね><
Light/Right
永遠の課題 LとRの発音です。
「違うってことは知ってるけど何が違うかわかんない」「聞き分けができない」という声が多いですね。
しかし、小学校5、6年生から春日井個別で一緒に英語をやっていた中学生は判別ができるんです。
ということは ネイティブではなくても、英語の学び始めにきちんと徹底できていれば難しいことはないんですね。
発音の違いとしては、「舌の先がどこにあるのか」ということです。
L: 上の前歯の裏に舌先をセットして下ろす
L (舌先セット)a(おろす) =Lα! となります。
R: 口内の奥の方、上顎の付け根の部分に舌先を付けます。 いわゆる巻き舌になっているのがこちらです。
R(舌先を奥にセット)a(おろす) =Rα! となります。
Vase, Base
V とB の違いって知ってますか?
カタカナでヴァ・ヴィって書かれていることがありますよね。いわゆる ウに濁点がついている ヴ がVの発音です。
V: 上の前歯を舌の唇に軽く乗せて振るわせます。 ぶぶぶ〜とブルブルさせてください。
それがVのサウンドです。
ブランド名でもたくさん使われていると思います。
ビビアンウエストウッドではなくヴィヴィアンウエストウッド と表記されますよね。
でも発音ではビビアンって呼んでしまいませんか?
ルイヴィトン(表記)=ルイビトン(発音) ・・・・などなど
これが英語の音読でも起こっているんですね。
ビジュアル系ではなくヴィジュアル系ですし、、、気をつけて見てみると色んなことに違和感があると思います。
少し長くなってしまいましたが、発音の大切さについてお伝えしました。
新学期、「今年は英語頑張ってみようかな」「英検取ってみようかな」思っている人も多いでしょう。
大人だって急に英語が必要になることもありますよね。お仕事って何が起こるかわかりませんし。
気をつけて洋画・洋楽を見てみるとそうやって発音しているので、趣味の一つとしても観察してみてはいかがでしょうか?