10/7(土)実施英検の結果がWebで確認できるようになりました。
中学生・高校生は中間テストが被ってしまう期間でしたが・・・どうだったんでしょうか?
春日井個別指導学院の六軒屋校は
英検の準会場になっています。
今回も英検の結果が見れるようになったので、確認してみたところ・・・
英検対策講座を担当している身として、
気づいたことをいくつか紹介していきます。
全体的に粘り勝ちパターンか
今回の特に2級受験者の傾向として
『粘り勝ち』
という結果になりました。
それは具体的にどういうことかというと
①準2級は早めに取っていたんだけど、
なかなか2級に上がれなかったパターン
②英語が得意科目 ではあるんだけどなんとなく受けて何度も落ちてきたパターン
この2つですね。
英検準2から2級への分厚い壁
英検というものは
毎年受けて級が上がるにつれて
次の級の取得までに時間がかかるのは当然です。
しかし、
特に準2から2級への壁というのは
他の級に比べて圧倒的に分厚いんですね。
実際のデータによると
5 級から準 2 級までは各級の合格までに要する期間がおよそ 1 年間であるが、
準 2 級合格者が 2 級に合格するまでに
約 2 年近くかかっている
(引用:公益財団法人 日本英語検定協会)
まさに倍以上の時間がかかっているんですね。
なんとなく難しい2級 からの脱出
どうやって分厚い壁を突破したんでしょうか。
ここでは2パターンを紹介します。
①『中3から挑戦し続けてきた2級に高2でやっと1次突破』
小さい頃から英会話を習っていたAさん。
英語は楽しく続けてきたので、難しいと思っていなかった。
しかし、中3で受かった準2級以来
どう頑張ってもあと少しが上がらない・・・
今回、以前と違うことは『単語』です。
『感覚で英語をやってきた』タイプというのは
どこかで日本語で英語を勉強する『日本式』がないと
英検を突破するのは難しいんですよね。
海外に在住していたわけではないので、2級レベルの語彙を
生活の中で自然と触れることは不可能に近いと思います。
彼女は、英単語帳のテストを徹底するようになってから
語彙と長文の点数が安定し、リスニングもUPしました。
②『英語は得意なんだけど・・・2級は難しかった』
学校の英語はある程度できるんだけど
英検2級はなかなか突破できていなかった高3のBくん。
彼の弱点は『リスニング』でした。
学校の英語だけ得意なパターンって、英検が難しいのは当たり前で
4技能のうち、たった1つ「読み」しかやってないんですよね。
日本語でも「読み」だけ得意な人が円滑なコミュニケーションを取れるかというと
そうではないです。
4技能を必要とする英検において、1つだけ実施時間が長いというのは
バランスが悪くて当然です。
『リスニングは解いたあとが大事』ということで、
スクリプトの確認、音読、シャドーイング と徹底していくと
点数が安定してきました。
春日井個別指導学院では、英検5級〜準1級まで対策講座を行っています。
準1級以上は、本会場ではないと受けられないですが
対策授業でしっかり指導をしていきますので、今年度中に取りたいという方は
ご相談ください。
ご相談はLINEまで!