今年の春日丘の合格者:内申点が分岐点
近年、難易度が上がっていると言われている『中部大附属 春日丘高校』
今年もたくさんの塾生が受験しました。
全県模試で表示されている「偏差値」や
過去問の正答率などの『当日点』と
『内申点』の2つを踏まえて、今回の結果を分析していきます。
KKGの合格実績は?
全体の合格結果は前回のブログをご確認ください。
中部大附属春日丘高校には
🌸創進コース🌸 3名
🌸進学コース🌸 5名
上記の皆さんが春日井個別指導学院から合格してくれました!
おめでとうございます☺️
受かってる人は:内申点『30』以上(予想)
高校にはそれぞれ内申点のボーダーがありますが、
それが特に顕著に表れた年だったなと感じました。
明確な内申点のボーダーラインは発表されていませんが、
春日井個別指導学院的には『30』がボーダーラインかな?と思います。
どのくらい、内申点重視だったのか。
分かりやすい例を出しますと
合格者:偏差値 39 内申点 34
不合格者:偏差値 55 内申点 27
偏差値が15以上違うにも関わらず、内申点の高い方が合格しています。
いくら当日点が取れる子でも、
内申点が足りないとかなり難しい ということです。
それの限界が『内申点:30』 になるのかなと思います。
とはいえ、公立高校では学校によって内申点と当日点の割合が違います。
私立高校がダメだったから・・・
と公立高校を全て志望校のランクを下げなくてないけない、
というわけでは無いんです。
高大連携入学制度 で受かった人は・・?
春日丘高校には、
高校から入学するコースとして
創進コース
進学コース
の2つがありますが、
「合格発表で 高大連携入学に入りました」という生徒がいました。
これは、どのコースに分類されるのかというと
進学コース の中の 高大連携入学制度 という扱いです。
その高大連携入学制度とは、
高大連携入学制度の利用資格がある人は、3年次に高大一貫クラスに所属して、
中部大学の単位を先取りして中部大学に進学することもできます。
高校3年間の成績を活かして併設校推薦制度によって中部大学に進学することも可能です。
【春日丘高校の公式HPより】
要するに、中部大学への進学がかなり優先的にできるということですね。
私立高校こそ、定期テストを大事に!
高校生になったら「附属大学があるから大丈夫!」
と思うかも知れません。
それでなくても、「高校入試からの解放」された気持ちがあるかも知れませんね。
もちろん、今までの頑張りは素晴らしいです。
好きなことをしてはいけないとは言いませんが、
高校生こそ「内申点=定期テスト」はとても重要です。
内部進学をするにも、内申点が理由で選考に通らない場合もよく聞いています。
また、入試方法の変化によって「総合型入試」では内申点を提出しないといけません。
そのためには、勉強の習慣を継続する必要があります。
中学校と同様に、引き続き内申点を上げていってくださいね。