皆さんこんにちは!
先日、愛知県では公立高校の推薦入試の合格発表がありました。
春日井個別からも合格者が出ました☺️
合格された皆さん、おめでとうございます!
一足先に、受験勉強が終わったと
ほっとしていることでしょう。
少しお話を聞いたら
「高校では絶対に指定校推薦が取れるように
がんばる!!!」と意気込んでいる人もいました☺︎
楽しい春休みにしてほしいですね。
さて、近年注目されている「特色入試」について
ご説明していこうと思います。
詳しいことは、よし塾長のYouTubeをぜひご確認くださいね!
推薦入試とは違う、「特色入試」
そもそも、特色入試とはなんなのか。
簡潔に言うと、大学入試の総合型選抜の高校入試版。
のようなものですね。
もちろん学校での成績(内申点)も重要になるので
全てが一緒だとはいえませんが、
「プレゼンテーション」などを通して、自分のアピールをする場があるような
入試方式です。
↓ 昨年まとめたブログです。
学校推薦との違いなど、詳しく書いておりますので
よければご確認ください!
特色入試をしている学校
どのような学校が特色入試を導入しているのか。
こちらは、普通科・国際科・実業系
どの分野においても幅広く採用されています。
全ての学校が対象というわけではありませんが、愛知県内では76校あるそうです。
今年から増えた学校もあるんですよ。
面接は基本的に必須で、その他には
「基礎学力検査」「作文」「プレゼンテーション」の中から1つを課しているそうですね。
春日井個別指導学院ですと、春日井市や名古屋市内の高校についての
ご相談が多いですので、まず近いところでは
・春日井高校(プレゼンテーション)
・春日井泉高校(基礎学力検査)
・春日井工科高校(基礎学力検査)
・名古屋市立北高校(プレゼンテーション)
上記のようなところが挙げられます。
特に、「プレゼンテーション」に関して詳しくお伝えすると
①春日井高校の場合
発表テーマ
「本校普通科で学びたい理由とこれまでの取組」
持ち込みを認める発表資料
A4版(片面印刷)2枚まで
なお、4部印刷して当日持参すること。
特色選抜
発表時間
15分(発表10分程度、質疑応答5分程度)
発表の方法
評価者に配布した発表資料を用いて発表する。
上記のような要項が書いてありました。
このように、学びたい理由とこれまでの取り組みというシンプルなお題もあります。
②名古屋市立北高校に関しては、少し特徴があって
発表テーマ
「17の SDGs(持続可能な開発目標)のいずれか※に関する、あなたのこれまでの
取組」※取り上げる目標は複数になってもよい。
持ち込みを認める発表資料
出願時に提出した発表資料のコピー(発表しやすいようにメモを加えてもよい)
発表時間
15分(発表5分程度、質疑応答10分以下)
発表の方法
出願時に提出した発表資料(A4版横向き、片面印刷、2枚まで)を、書画カメラ
で拡大・投影したものを使って発表する。(投影されるサイズは横140cm×縦9
0cm 程度)
上記の通り、SDGsに関する取り組みに関連させて
自分の取り組みを紹介しないといけません。
これは、要素が色々加わりますので少し難しく感じる人もいるかもしれませんね。
あまり知られていない・・・?
特色入試は、毎年毎年いくつかの学校が新しく採用しています。
少しずつ浸透してきているようですが
実態がわからず、選択肢にないな〜という方も多いんじゃないでしょうか。
これが、意外といろんな人に当てはまる入試なんです。
まず、出願するにあたって学校の推薦とは違って
これという内申点の基準はありません。
つまり、非常に幅広い層の受験生がチャレンジ可能ということです。
もちろん「内申点が関係ない」ということではありませんので
重要ですし、相応のところに出願することは大前提ですが
あと少しのところで中学校から推薦がもらえなかった!という人にとっては
またとないチャンスな訳です。
ちなみに今回の令和7年度特色選抜では、
出願者が1桁〜10数名という学校も多数あったようです・・・
枠が空いているから受かるというわけではなく、
特色の枠で取らなかった分は一般などに調整されるのでしょうが
とはいえ、なんだか「チャンスのあるお話」に聞こえませんか?
どう対策すればいいの?
特色選抜で1番ネックになる部分といえば
「どうやって対策すればいいかわからない試験方式」
ということですよね。
特に、「プレゼンテーション」や「作文」と言われると
普通の受験勉強とは違うため
ノウハウもよくわからないですし、、、
誰に相談するのかも確かにわからない・・・
これが特色選抜に挑戦する人数が少ない理由です。
まあもちろん「特色」と名前がついているのですから
その学校にどうしても入りたい、何か中学校生活で頑張ったものがある
そういった人にぴったりな入試だということは間違いありませんが・・・
「人前で発表することが得意!」
「資料などをまとめることが得意!」
みんながそうだとは限りません。
また、そういったことに関しては技術と着眼点が必要だと思います。
結論:誰かにきちんと見てもらう、いろんな方向からの質問をもらう
これに尽きると思います。
特に、この特色入試に関しては「プレゼンテーション」の課題が多いですから
自分が提出したものについては自信を持って、きちんと答えられないといけないですよね。
これって簡単なことではないんですよ。
できれば大人の着眼点があった方がいいですね。
例えば、「〇〇という取り組みをしました」
→「どうして?」「きっかけは?」「その中で1番大変だったことは何?」
など深掘りするステップというのが
中学生にとって難しいところが多いんですよね。
まずはプレゼンテーション資料の作り方もそうですが
その後の質問や説明についても、しっかり意図を理解して
自分なりに噛み砕いて準備することが、必要不可欠です!
今年度はもう終わりましたので、来年度以降
気になることがある方はぜひご相談くださいね。
