今日は愛知県高校入試の平均点に関してお話しようと思います。この平均点によって、受験戦略が変わってきます。まず、以下が平均点になります。
これを見ると、だいたい毎年「英語」と「理科」の平均点が低いですね。
まず、英語に関して。学校のテストで平均点くらいとれている子でもしっかり対策をしないと、入試当日は2,3割になってしまう可能性があります。それは、英語の入試は、「長文」「リスニング」「英作文」から構成されているからです。学校のテストのように、単語や熟語を書くような単純な問題は出題されません。
そして、英語は非常に差がつくか科目です。例えば英語が好きな子はどんどん、自発的に勉強していきます。また、最近では幼少から英語を習っている子も多く、ほとんど満点に近い点数をとっていきます。当校でも小学校低学年で英検3級以上もっている子も珍しくなくなりました。何度も言いますが、英語は本当に力を入れて勉強しましょう。
続いて理科です。理科も難易度が高く非常に難しく毎年平均点が低いです。例えば以下の写真を見ていましょう。
何が大変かというと、「問題に入る前の序文」が非常に長いのです。ここを読むだけでも大変ですし、ある程度の国語力がないと問題の意味すら理解する事が出来ません。ただ、英語より理科の方がまだ学習しやすいのは、理科は植物などの暗記分野に的を絞ればそこで点数が稼げます。とはいえ、春日井高校以上目指す子は、最低の最低でも7割は欲しいところです。
その他の科目は比較的点数がとりやすいです(数学で満点を狙う場合以外は)。春日井高校までであれば、作戦を練っていけば十分に合格する事ができます。それ以上の名古屋の高校に行く場合は、総合的に高得点をとれるように訓練していかないといけないですね。