センター試験の後の「大学入学共通テスト」や、「英語外部資格」は現在どういう状況なのかをお伝えします。
■大学入学共通テストを活用予定
大学共通テストの利用を決定している大学は、国立 80大学、公立 76大学、私立 345大学の合計501大学です。国立の2.4%、公立の6.1%、私立の30.3%がまだ決まっていない状態です。
ちなみにこの1月実施のセンター試験を利用した大学は国立82大学、公立90大学、私立531大学の合計703大学になります。
■英語資格・検定資格の利用の結果
「利用する大学」が、50.6%、「利用しない大学」が、3.8%、「まだ決まっていない大学」が45.5%です。国立と公立はそれぞれ90.2%と84.1%と利用する大学が多い状況です。
■英語資格をどう活用するか
英語資格があるから、入試に合格したり、試験を受験しなくなったりそういうわけではないんですね。これも学校によって大きく変わります。英語資格をどう活用するか
「まだ決まっていない」大学が48.9%と圧倒的に多いです。
国立は
・共通テストの英語に加点 32.4%
・出願資格 27%
・まだ決まっていない 24.3%
公立は
・まだ決まっていない 53.6%
・共通テストの英語に加点 18.8%
・出願資格 13%
私立は
・まだ決まっていない 56%
・その他 13%
・共通テストの英語に加点 5.8%
となっています。来年から大学入試が変わる、英語の資格が必要だ、と言われていますが、実は検討中の大学が結構多いのが実情です。
英語に関しては実際にどのレベルの級を合格したら良いかイメージしにくいですよね。今言われている事は、国公立だと最低準2級~2級くらいのイメージを持ってもらえたらと思います。今後各学校でも随時説明会があると思うので、注意しておきましょう。