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cefr って知っていますか?

目次

大学の入試制度が変わるため、いろいろな新しい用語も出てきます。そこで、今回は英検でよく出てくる「cefe」についてお話したいと思います。

まず読み方は、「セファール」と呼びます。これは多言語が行き交うヨーロッパでどの言語でどれくらいの語学力(特にその語学を使ったコミュニケーション力)があるのか、共通して測る物差しとして欧州評議会(Council of Europe)が20年以上研究し開発したもので、2001年から公式に活用されています。と言っても何のことだかよくわからないですよね。

まず、A1, A2, B1, B2, C1, C2の6レベルに分かれています。A1が簡単なやりとりが出来る初心者レベルで、C2というランクがほぼネイティブレベルになります。各レベルの詳細は以下のような形です。

この図をどのように利用するかと言うと、例えば英検準2級だったら、「A1~A2」ランク、英検2級だったら「A2~B1」ランク(厳密には点数によりますが)と振り分けられます。

例えば、英検2級を合格したA君と、toeicで600点のB君がいるとしましょう。A君とB君だと受験する試験が異なるのでどちらの方が英語力が高いか判定できないですよね。このような時にcefr が役にたってきます。例えば下の図を見てみましょう。

英検2級に合格したA君は、この表で見ると「A2~B1」ランクですね。Toeic 600点のB君は、「A1」ランクです。そのため、この両者は異なる試験を受験したのですが、cefrに当てはめてみて、A君の方がレベルが高いと判定されます。

このように様々な試験を受験してもcefr に当てはめてレベルを判別するという事になっています。今は英検が一番メジャーですが、人によっては英検以外の科目を受験した方が良い可能性もありますよね。

このcefrの仕組みは知っておいてください。厳密には英検にも点数が在ったり、toiecは大学受験に利用できないのですが、今回はわかりやすく説明したいため比較的身近な試験で例を出してみました。

その他大学入試を知る上で重要な用語がいくつかあるので、またお伝えしていきますね。

春日井個別指導学院は、英検協会から表彰された英検準会場となっています。本会場よりも安く受験できるので、ご希望の方はぜひご連絡ください。