今日はブログ更新の日が、夜が明けて一日遅れてしまいましたね。実は、先ほどまで大学教授の方と話をしていました。話がはずんでちょうど今帰宅したところです。
最近高校生の進路相談を受けます。よくある質問は、
自分は〇〇大学に行きたいです!ただ第一志望の学部は難しくて、自分が興味がない学部でも行った方がよいですか?
というような内容です。
私個人としては、学校名も大切ですが、「まずは自分のやりたい事」「進みたい学部」を優先した方が良いと思います。
一昔前だったらロールモデルがあったので、学校名だけで選んでも良かったかも知れません。良い大学へ行って、大企業に入るという成功モデルがありましたね。
今の時代は良い学校へ行って、大企業に入っても成功するかはわかりません。大企業だっていつ倒産するかわからないですからね。
今後も学歴社会は続くと思います。ただ昔ほど学歴の影響力は小さくなってきている気がします。
例えば、レベルの高いA 大学で自分の興味のない学部に入って勉強しなかった子と、A大学よりは偏差値は低いB大学だけれども、4年間熱中して勉強を頑張って来た子を比べるときっとB大学の方が就職にも強いと思います。
進路指導は目先の大学の偏差値だけでなく、大学を卒業した後の事も考えてしていかなければなりません。子どもたちが社会に出たときに、自分の夢をかなえ、一人で強くたくましく世の中を生きていくにはどのような進路が良いのか、という事をかんがえながら進路指導をしています。
特に私は最初は教育の世界ではなく、ビジネスの世界で生き抜いてきました。通常学校や塾の先生だと、教育の観点からのアドバイスが多いと思います。私の場合は現実のビジネスの世界を見てきたので、その経験も踏まえてアドバイスが出来たらなと思っています。