今日はご家庭で教えていただけると勉強に非常に役立つ「社会編」をお話したいと思います。特に社会の公民に関してです。
税金に関して
中学生はまだ働いていたいので、税金などの概念がまったくないんですね。そのため、例えば給与が20万円だとすると、そのまま20万円もらえると思っています。ただ実際は、所得税や社会保険などひかれますよね。そして、所得税は給与が上がれば上がるほど税率も上がる累進課税式ですよね。この事も中学校3年生の後半に出てきます。
社会保険 医療費 保険制度に関して
春日井の小中学生が病院に行くと、医療費は無料だとしましょう。この場合、お子さん達はどう考えるかというと、病院のお医者さんが無料でボランティアで見てくれてると思ってるんですね。お医者さんは国からきちんとお金をもらっているという事も教えてあげて欲しいです。
年金に関して
年金に関して知らないお子さんも多いです。おじいちゃん、おばあちゃんが年金をもらっている事を知らなかったり、年金が何歳からもえるかも知らない場合もあります。
政治、選挙に関して
細かい事は大人にとっても複雑だと思うので、例えば今の与党は●●党でその他野党には〇〇党や△△党があるよ、くらい知っておくだけでもだいぶ違います。
株価、為替
ここまでは内容が複雑ですし、なかなかお子さんと話す時間がとるのは難しいとは
思います。ただ知っているか知らないかで大きく変わります。例えば「円安だとこうなる」「円高だとこうなる」くらいは知っておくと役に立ちます。
上記学校の「社会」という科目において役立ちますが、学校の勉強に限らず世の中の勉強になります。子どものうちに社会の仕組みを少しでも知っておくことは非常に有益な事です。
保護者の方は日々とても忙しいと思います。仕事だけでなく、習い事の送迎など本当に大変なのは重々承知です。ただ日常の生活の範囲で少しでも上記のような事を話すだけで、社会、特に中学3年生に学習する公民の結果は大きく変わってくると思います。それにお子さんの視野が大きく広がりますしね。一度話してみてはいかがでしょうか。