大学入試センター試験の後継として2021年1月に第一回が行われる大学入学共通テストの配点や問題作成方針を公表しました。特に英語が大きく変わりました。
・英語
現在のセンター試験は筆記200点、リスニング 50点です。それが筆記100点、リスニング100点の合計200点に変更になりました。何と、筆記とリスニングの割合が1対1になったのです!
また、今まで出題されていた、「アクセント」「語句整序」の問題はなくなります。
試験時間は、リーディング試験は80分、リスニングの試験は60分(解答時間は30分)になります。なお、リスニングは1回しか読まない問題も出てきます。
・国語
試験時間が20分増えます。そして記述式問題が出てきます。マークシート式が200点で記述式は点数化せず評価方式はまだ未定。記述式は最大でも80字~120字。
・数学 数Ⅰ・Aは両方とも10分ずつ増えて試験時間は70分になります。それぞれ100点満点になります。
その他の科目はあまり大きく変わりません。
記述式が増えるとはいえ、現在懸念されている事は、記述の配点が大きくないので、記述式問題を「捨てて」も良い点数がとれる可能性がある事です。
今後徐々に新しい試験の全貌が明らかになってきます。受験において情報は命ですので、わかり次第随時みなさんにお伝えしていきますね。