TOEICが大学受験に必要な民間資格の参加から辞退しましたね。。ふ~んと思われた方もいるかもしれませんが、業界の中では結構大きな衝撃が走りました。英語外部資格は今後どのようになっていくのでしょうか。
まず、今のところ英語外部資格として検討されているのが、
英検
TOEFL
TEAP
GTEC
IELTS
ケンブリッジ英検
などいろいろあります。先日まではこの中にTOEICが入っていました。ただ、英語資格の中でも有名なTOEICが撤退するというのでびっくりした次第です。ではなぜTOEICが撤退したのでしょうか。
いろいろと理由は憶測されていますが、
1.TOEICの母体はアメリカの会社である事。
日本の大学受験に参入しようとすると、いろいろと参入障壁があり試験内容、制度を変更しないといけません。労力に見合うだけのメリットがなかったと判断した可能性があります。
2.試験の内容
TOEICの試験の内容はと言うと「ビジネス英語」なんですね。高校生たちが学んでいる英語はビジネス英語ではないのでその内容の大きな差があります。学校現場で働いている先生たちは少しほっとしたようです。
あと1つか、2つの団体は辞退するのではないかと思います。その中でも間違いなくGTECと英検は辞退しないでしょうね。
GTECは母体は進研ゼミのベネッセなので、このチャンスを見逃すはずはありません。英検は言わずもがな、一番メジャーな資格です。上記のいろいろな資格の中でもやはり英検はぶっちぎっていますね。それは内容的に大学受験に近い事と、そして誰でも受験できるという事です。実はGTECは基本学校で受験するものなので、浪人生が受験できないんですね。そういった公平性、利便性から英検はぶっちぎりと言えます。
今後どの資格が入ってくるかによって受験をとりまく世界が大きく変わってきます。私も敏感に世の中のニュースを今以上にキャッチしてみなさんにお伝えできたらと思います。