今日は志望校に関してです。タイトルの大学内で迷っている方も多いのではないでしょうか。今回は卒業後の進路を重視して、志望校を考えてみようと思います。今回は進路を決める上でのかなり重要なお話となります。
まず、選択基準ですが、大学へ進学する意思があるのか、就職するのかで大きく異なります。
結論から言うと大学へ行く可能性が「0」と断言できるのであれば、上記どこの高校でも良いですし、他の高校でも良いと思います。そのため今回は大学進学を考えているお子さんに向けてお話します。春日丘高校と比較したいため、中部大学を基準に考えてみます。
至学館高校
youtube動画でも解説しています!
雰囲気も楽しく良い高校です。生徒もみんな楽しんでいます。ただ、付属大学が至学館大学なので、春日井の子からすると場所が遠い事と、大学の学部が限られてくるんですね。ちなみに、中部大学以上の大学に合格するには、上位50番以内には最低でも入っていたいところです。
至学館高校 進学実績
https://shigakukan-h.ed.jp/life/way/
春日井南高校
youtube動画でも紹介しています!
春日井んのみなさんおなじみの春日井南高校ですね。大学進学も良いですし、生徒の雰囲気もおだやかな良い高校です。ただ、意外と盲点な事は、春日井南高校に行ったら、大学受験は大丈夫!と思われている方が多いですが、実際そうでもありません。やはりある程度以上の成績は必要です。ざっくりですが、中部大学以上に行くには、160番より上にはいたいところです。1学年350人くらいなので、半分以上にはいたいところです。
これ以外と驚くべき事実です。多くの方は春日井南高校に入ってしまえば、ある程度の大学へは行けると思いますよね。ただ実際は半分くらい以上にいないと高校3年生で中部大学を受験した時に、不合格になる可能性があります。そして、その時になって
春日丘高校にしておけばよかった。。
と後悔する子はちらほらいます。
春日井南高校 進学実績
https://kasugaiminami-h.aichi-c.ed.jp/shinro.html
春日井西高校
春日井西高校も落ち着いたまじめな生徒が多い印象です。まず、国公立大学は例年0人から多くて5人という状態です。中部大学以上に行こうと思うと学年で最低でも40番以内には入っていたいところです。昨年の卒業人数は277名です。
ちなみに、大学進学率を見てみましょう。平成31年度は58.1%です。ただ、春日井西高校は指定校推薦枠が多いので、まじめに頑張れる子はチャンスです。
しかし!!来年から指定校推薦も試験当日学力試験が課されます。そのため、指定校推薦とはいえ、不合格になる可能性も出てきます。今までと同じようには考えるのは要注意です!
春日井西高校 進学実績
https://kasugainishi-h.aichi-c.ed.jp/schoolguide/H31%E9%80%B2%E8%B7%AF%E7%8A%B6%E6%B3%81HP.pdf
春日井東高校
昨年度の国公立合格数は、7名。中部大学以上の大学を考えると、ざっくりとですが、40番以内に入りたいところですね。1学年200人前後です。母数が違うので、西高校と同じく40番以内ですが、東高校の方が進学実績は良い印象です。最近は学校も、補習など、進路に力を入れているとよく耳にします。
やはり愛知県は公立の高校に行きたい人が多いと思うんですね。私の家も「公立いしかいかせない」という家庭だったので、私立は行きたくても行く事が出来ませんでした。
ただここで少し卒業後の事も考えて立ち止まって欲しいんですね。よくあるパターンは高校3年生まで部活をやって、その後毎日のように塾に通ったけど、結局中部大学に不合格になってしまったというパターンは多いです。しかも高校の時に春日丘高校は合格してたのにかかわらずです。
上記表現に語弊があり、気分を害されたら申し訳ありません。上記のどの高校からも当校に通っていただいていて、どの高校も素晴らしく、そこに通っている生徒さんたちも本当に素直な努力家で良い子ばかりです。
ただ、高校卒業後の事を考えて志望校を受験しないと3年後に人生を決める大きな大学受験で苦労してしまう可能性があるんですね。
自分に合った高校受験をする事が本当に大切なんです。その一つの考え方として今回は数字をもとにお話しました。あくまで私の印象で実際とは若干異なる事もあるかもしれません。一つの見方として参考になればと思います。